中国管楽器デュオ・シュアンシー

双  喜

中国楽器によるオーケストラやアンサンブルなどで共に音楽活動を行ってきた二人が、2014年に結成した中国管楽器デュオ。

『双喜』とは、中華圏において縁起物として結婚や春節などで用いられるデザインの一つで、「喜」という文字を2つ並べたもの。

笛子と笙の「二つの喜び」の音色で、幸せ・癒しの音楽をお届けします。

📢お知らせ (2024年)

4月28日(日) 移情閣コンサートに双喜が出演します →詳細は「演奏活動」のページ

久しぶりの中国管楽器デュオのコンサートです。楽器のお話なども交えながら、中国・日本・西洋の音楽を管楽器の音色でお届け予定。

GW2日目、風情ある移情閣の建物や初夏の明石海峡大橋の風景も楽しみです!

■奏者


奥田 八代以 《笛子》

Yayoi Okuda / di-zi

京都市出身。

2010年まで日本華楽団及びオリエント管弦楽団の笛子奏者としてこれまでに日本、北京、シンガポール、香港、南京、天津、上海での公演に参加。

羅守誠、陸春、劉英、杜如松各氏(いずれも中国国家一級演奏家)の指導を受ける。現在は侯廣宇(中国廣播民族楽団)に師事。

第9回中国音楽コンクール専門の部金賞ならびに神戸市長賞受賞。第2回中国音楽国際コンクール器楽部門一般の部第一位。

笛子教室「聞笛研習社」代表。

 


中村 智子 《笙》

Satoko Nakamura / sheng

京都市出身。

2002年より笙の演奏活動を始める。

オリエント管弦楽団、日本華楽団の笙奏者として日本、シンガポール、香港、南京、天津、上海での公演に参加、2010年の上海万博ではアジア広場で独奏曲を披露した。

2016年第1回華楽国際観摩展演 中楽国際コンクールに唯一の日本人アンサンブル(揚琴・笙・二胡)として参加、専門の部銅賞受賞。

演奏活動の傍ら中国民族楽器オーケストラの楽譜作成にも携わり、これまで二胡協奏曲「長城随想」「紅梅随想曲」、琵琶協奏曲「草原英雄小姐妹」などのスコア浄書を手掛ける。

中国笙を雷建功(国家一級演奏家)、張瑞成(天津民族楽団)に師事。

中国民族楽器アンサンブル「小籠包」メンバー。日本音楽家ユニオン会員。

 



双喜は、躍動的で華やかな音色を得意とする中国管楽器デュオです。中国では、この〈笛子・笙〉の組み合わせは基本的な二重奏のスタイルになります。

中国伝統曲の他、親しみやすい日本の抒情歌や西洋クラシックなどにもオリジナルアレンジにて取り組んでいます。楽器の特徴や中国文化などの話を交えながら、歴史ある楽器の音色を興味深く聴いて頂けるプログラムをご提案していきます。

 

笛子独奏:

『五梆子』『平湖秋月』『喜相逢』等

笙独奏:

『算盤響』『飲泉招鶴』『西班牙(スペイン)闘牛舞曲』等

🔹自主公演のほか、学校の芸術鑑賞会、市民講座、団体のパーティーやイベント等で華やな音楽をお届けしています


Gallery  ~ shuang xi ~

2018.7.14 中国理解講座『中国の管楽器』(立命館大学衣笠キャンパス内)

婦人会パーティ演奏

聞きなじみのある日本の唱歌や思い出の歌謡曲など、リクエスト曲を中心に演奏しました。楽器の演奏と一緒に皆さんで歌って下さいました。

双喜の「小さな音楽会」

楽器の説明やトークを交えながら、中国音楽世界をもっと身近に…楽しくアットホームな雰囲気の音楽会です。

笛子と伝統笙の演奏



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